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東京都内で麻疹の感染者が確認されました

2024.03.12

麻疹(はしか)は、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、

空気感染や飛沫感染によって感染し、感染力が非常に強いと言われています。


免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100％発症し、

感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。

2〜3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。 

妊娠中に麻しんにかかると、流産や死産を引き起こす可能性があり、妊娠中に特に気をつけるべき病気のひとつです。

当院では、妊娠初期検査の際に麻疹抗体価を調べています。

麻疹IgGの値が16.0未満の方は念のため、人混みを避けるなど感染に気をつけていただき、

産後のワクチン接種をおすすめします。

（麻疹ワクチンは生ワクチンのため、妊娠中は接種できません）

また、今からワクチンが接種できない妊婦さんと赤ちゃんを守るためには、

同居されているご家族のMRワクチン（麻疹、風疹混合ワクチン）接種もご検討ください。

当院で男女ともに接種可能です。「予防接種」の枠からご予約ください。

これから妊娠を検討している方にも、抗体検査、もしくはMRワクチンの接種を推奨しています。

今後、感染が拡大する可能性がありますので、報道などにご注目ください。

ご予約はこちらからどうぞ。

公式LINEからもご予約いただけます。