WEB予約制(緊急避妊は予約不要)
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子宮頸がん(HPV/4価、9価)ワクチン、MR(風疹、麻疹)ワクチン、インフルエンザ、帯状疱疹、RSウイルスのワクチン接種を行っております。
・子宮頸がん(4価/ガーダシル) 1回 19,800円
・子宮頸がん(4価/ガーダシル) 3回 55,000円
・子宮頸がん(9価/シルガード9) 1回 39,600円
・子宮頸がん(9価/シルガード9) 3回 110,000円
シルカード9のQ&Aはこちらです。
子宮頸がん(HPV)ワクチンは1回目の接種の2ヶ月ごと6ヶ月後の合計3回の接種が必要です。
・MR(風疹・麻疹) 12,100円
・インフルエンザ 5,500円
・帯状疱疹ワクチン(シングリックス)1回24200円(1回目の接種から2ヶ月後に2回目を接種し、合計2回の接種が必要です)
・RSウイルスワクチン(アブリスボ)1回 36,500円
・新型コロナワクチン(コミナティ)1回 16,500円
妊娠中に接種して赤ちゃんのRSウイルス感染を予防するワクチン「アブリスボ」
RSウイルスをご存知でしょうか?初産婦の方にはなじみのない名前かもしれません。
主に呼吸器に感染するウイルスで、せき、鼻水のような風邪症状から重い肺炎まで様々な症状を引き起こします。
2歳までに100%感染すると言われていますが、特に生後6ヶ月までに感染すると重症化しやすいです。(乳幼児における肺炎の約50%、細気管支炎の50~90%がRSウイルス感染症によるとされています。)無呼吸や急性脳症などの合併症があり、気管支喘息が後遺症として起こることもあります。
日本では、毎年約12万~14万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、約4分の1(約3万人)が入院を必要とすると推定されています。
小さな赤ちゃんが息苦しそうにしているのに、有効な治療薬もないというのは、親としてもとても辛いものです。
入院を免れたとしても、保育園に当然行けないので、共働き家庭では仕事もままならない状態になってしまいます。
妊娠中にお母さんに接種することで、赤ちゃんにRSウイルスを予防する待望のワクチンが「アブリスボ」です。
・24〜36週に打つことができます。28〜36週の方が、効果が高いとされています。
・接種後2週間以内に生まれてしまった場合の効果は確認されていません。
・接種後1ヶ月くらいで効果が最大になると言われています。
37週から正期産に入ると、予期できない早産で生まれる赤ちゃんもそれなりにいることから逆算すると、30~32週くらいが接種時期として一番おすすめではないでしょうか。
また、従来RSウイルスは冬に流行していましたが、近年は季節に関係なくいろんな感染症が流行しているので、一年を通して接種をおすすめいたします。
費用は36500円(初再診料、税込)、1回の接種で終了です。
当院で妊婦健診を受けられていない方も接種が可能です。
ご予約はLINE予約の「予防接種」→「アブリスボ」の枠からどうぞ。
参考:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/rs_qa.html
https://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=559
※新型コロナウイルスの公費でのワクチン接種は終了いたしました。
※表示料金は消費税込みの金額です。
※接種費は変更になる場合がございます。
※子宮頸がんワクチンは4価のものになります。9価のお取り扱いは今のところございませんのでご了承ください。
◎HPVワクチン、RSウイルスワクチンはウェブ予約が可能です。
公費のHPVワクチンは当院では23区の方が対象となっております。
区外の方で当院での接種希望の方は区外接種届及び償還払の手続きが必要となりますので、事前にお住まいの市区町村の予防接種課にお問い合わせをお願いします。
MRワクチン、インフルエンザ、帯状疱疹ワクチンに関しましてはご予約後に入荷します。
お問合せページより、ご希望の予防接種名と、候補日時を複数おしらせください。折り返しご予約確認連絡を差し上げます。
シルガード9(HPV 9価ワクチン)について
2023年4月1日よりHPVワクチンの定期接種およびキャッチアップ接種にシルガード9が加わりました。
公費で接種する場合、1回目の接種を「9月末まで」に終了させる必要があります。
7月から9月までの期間、火曜、木曜夕診の枠を増やしておりますので、授業や勤務の終了後に接種することができます。
Q&A
HPV(ヒト・パピローマウイルス)の中で、6/11/16/18/31/33/45/52/58型をカバーし、子宮頸がんの原因となるHPV型の約90%をカバーするワクチンです。なお、子宮頸がんだけではなく、外陰がん、膣がんの予防効果も期待できます。
(厚労省の指示により、全例登録を行うワクチンです。接種前に「ワクチンQダイアリー」への登録が必要となります。)
4価ワクチンはHPV 6/11/16/18 をカバーしており、子宮頸がんの原因となるHPVの60-70%をカバーしていましたが、9価ワクチンは4価(HPV6/11/16/18)に加え、HPV 31/33/45/52/58型が加わることで、子宮頸がんの原因となるHPVの約90%をカバーし、より高い予防効果が期待されます。
定期接種及びキャッチアップ接種の方には、基本的により効果の高い9価ワクチンをおすすめしています。
定期接種およびキャッチアップ接種の対象とならない方は自費診療となり、4価ワクチンは3回で55,000円、9価ワクチンは3回で110,000円となります。効果と値段との兼ね合いでお好みの方を選んでください。
いずれのワクチンを接種した場合も、性交渉をするようになれば子宮頸がんの定期検診はお受け下さい。
「初回接種」「(初回接種から)2か月後」「(初回接種から)6か月後」の合計3回、1回0.5mlを筋肉内に注射します。
9価に限り、15歳の誕生日の前日までに初回を打った場合、「初回接種」「(初回接種から)6ヶ月後」の合計2回で完了します。
腕の肩に近い外側の部分(三角筋)が主に選ばれます。
オーストラリアでは45歳までがワクチンの対象となっており、45歳をめどにお考え下さい。また、感染したHPVが消失したあとのHPV再感染を防ぐ効果も期待でき、性交渉後の方も接種をお勧めします。
初回接種の後約1ヶ月後には効果が現れます。ですので必ずしも接種が完了するまで性交渉開始を待たなくても大丈夫です。
2020年12月25日より、4価ワクチン(ガーダシル)が9歳以上の男子にも適応となりました。HPVワクチンを接種することにより、中咽頭がん、肛門がん、陰茎がんなどの悪性腫瘍や尖圭コンジローマ等の予防につながります。当院でも接種いただけますので、ご相談ください。