三重まぶたの治し方は?
応急処置や予防法も知りたい
起きたら三重まぶたになっていて盛れない…疲れて見えるなど、二重のラインが増えてしまう目元のトラブルはよくあるもの。
どんな原因で三重になるのか知ることで、予防につなげることができるかもしれません。
本記事ではそんな悩める方々の手助けになれるよう、三重まぶたの原因や治し方を解説いたします。
編集部
ふと気づけばなってしまう三重まぶたは意外と厄介なもの。
原因を知り正しく対処、二重を維持しましょう!
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目次
三重まぶたとは?
一般的に三重まぶたとは、生まれつき二重ラインが多い方や、本来のまぶたの食い込みとは違うところにラインが入ってしまっている状態のことを言います。
寝起きや疲れがたまっているとき、また体調不良の際になってしまう、という方も多いですよね。
特に生まれつきの二重の方の場合は三重まぶたになりやすく、ラインが薄れて細かなシワが入り、なんだかぼやっとした目元になってしまったり、くっきりラインが3本になって目がキツく・老けて見えてしまうことも…!
目元のラインが安定しないからメイクもしづらくなっちゃうし、元気なのに疲れて見えるみたいで心配されたり…早くなんとかしたい!
編集部
目に違和感があるとストレスも大きいですよね。では次の章で具体的な原因を探っていきましょう!
三重まぶたの原因は?
まぶたの調子が安定しないと、まばたきがしづらかったり、自信が持てなくて1日気分が滅入ってしまう…なんてこともありますよね。
この章では三重まぶたの原因を4つのパターンに分けて解説していきます。
三重まぶたの原因|1.刺激や摩擦
三重まぶたになる原因はいくつもありますが、中でもまぶたへの強い刺激や摩擦は特に注意が必要です。
以下のポイントに1つでも当てはまる方は、ぜひ今日から習慣の見直しをしてみてくださいね。
- 目をごしごし擦る癖がある
- アイメイクやスキンケア時に強く触り過ぎている
- クレンジングの際に何度も擦っている(特にコットンでの摩擦は注意!)
- アイプチなど二重のりやアイテープを日常的に使用して、まぶたがかぶれたり皮膚が伸びている
- 間違った方法で目元のマッサージをしている
編集部
特に花粉症などアレルギー体質の方・アトピー肌の方は目を強く擦ってしまいがちですが、なるべく飲み薬や点眼薬を使用して痒みを抑えましょう。
便利なアイプチも毎日繰り返すと三重まぶたのリスクになってしまう上、たるみやシワ、皮膚の炎症のもとになりますので注意が必要です。
三重まぶたの原因|2.加齢によるたるみやくぼみ
わたしたち人間の肌は、20代から歳を重ねるごとに少しずつたるみ、しぼんでいくものです。
その原因はまぶたを支える筋肉が弱ったり、目をふっくら見せていた脂肪が減ってしまうことにあります。
また、それまでピンとしたハリを保ってくれていた、お肌の土台であるコラーゲンなどの美肌に欠かせない成分が減ってしまうことも大きな要因です。
こうして目の周りが痩せ衰えて余った皮膚がたるむことにより、そもそもの目の形が変わり、三重になってしまうのです。
たしかに、うちのおばあちゃんも若い頃は奥二重だったのに、いつの間にかお年寄り独特の幅の広い三重まぶたになってるかも…!
編集部
「年を取って自然と二重になった」という方も実はこのパターンが多いんですよ。
三重まぶたの原因|3.血行不良によるむくみ
これは実感されたことのある方も多いかと思いますが、とにもかくにもむくみは三重まぶたの天敵です…!
このむくみによってまぶたが膨れてしまうと、元の二重ラインが薄くなったり、いつもと違う箇所にシワが出来て三重まぶたになってしまうのです。
編集部
むくみの主な原因は以下のとおりです。
✘デスクワークなどで目の疲れがたまっている ✘睡眠不足や生活リズムが乱れている ✘塩分や水分の摂り過ぎ ✘お酒の飲み過ぎ ✘運動不足(特に足を動かしていない) ✘冷え性やクーラーで身体を冷やし過ぎている |
う~ん、これは思い当たるフシがいっぱいある…!
特に飲み過ぎたり食べ過ぎた翌朝って、目も足もパンパンにむくんじゃうんだよね……
三重まぶたの原因|4.眼瞼下垂
これは先天的(生まれつき)・後天的どちらでもあり得るのですが、実は眼瞼下垂症も三重まぶたの原因となります。
眼瞼下垂になると目が開けづらくなるため、必然的に眉周りや他の筋肉を無理やり使って引き上げようとします。
それに伴い目と眉の間隔が広くなり、細かな横シワが入りやすくなりますし、本来の二重ラインの上にもう1本足されて眠たげな印象になってしまうことも…!
編集部
ではみなさん、試しに鏡を見ながら目を大きく見開いてみてください。
この時、無意識のうちにまぶたと一緒に眉毛がぐいっと大きく持ち上がっている方は、目の周りの筋肉が衰え始めている・もしくは眼瞼下垂になっている可能性が考えられます。
該当した場合、これ以上悪化する前にお近くの眼科に相談することをオススメしますよ。
三重まぶたの治し方【応急処置編】
ここまで三重まぶたの原因を解説してきましたが、この章では三重まぶたになってしまったときの対処法の応急処置をご紹介させていただきます。
編集部
あくまで”その日その場ですぐできる応急処置”なので、効果は一時的。
ですが、費用も時間もほとんどかからない簡単なものばかりですので、ぜひ一度試してみてくださいね◎
三重まぶたの治し方|1.アイプチやアイテープを使う
恐らく一番簡単かつ一番確実な方法が、アイプチやアイテープを使った対処法です。
三重まぶたはむくみなど様々な原因によって引き起こされるものですが、そうとなれば物理的に二重ラインを作って補正してしまおう!というのが最短の解決策でしょう。
もちろん毎日使うにはまぶたの皮膚へのダメージが心配になってしまいますが、お肌の荒れやアイプチの成分などのアレルギーさえ無ければ、この策がもっとも現実的かつ自然に見える応急処置です。
編集部
近年ではアイプチといってもさまざまなタイプのものが販売されています。
昔からある糊で皮膚同士をくっつけるタイプよりも、ツヤ無しの折り込み式の方がよりナチュラルに見えてオススメですよ◎
三重まぶたの治し方|2.メイクで二重ラインをいれる
アイプチでかぶれやすい方や、今持っていない!という方は、メイクで二重ラインを描いて誤魔化すというのも一つの手です。
もちろん真っ黒のアイライナーで描いてしまうと舞台メイクのようになって違和感が出てしまいますが、薄いブラウンや、涙袋・二重ライン用のアイテムを使うことである程度はカバーすることができます。
また、マットな質感の肌色~ブラウン系のアイシャドウを二重幅に薄く重ね塗りをすることでも同じ効果が得られますので、アイプチが手元に無いor使いたくないけど何とかしたい!という方はぜひお試しください◎
最近はSNSや動画サイトでも疑似二重メイクのハウツーが見られるし、これなら肌が弱い人でも安心だね。
編集部
カールキープ力の高いマスカラや、つけまつげを使って二重ラインを作る方もいらっしゃいますよ。
三重まぶたの治し方|3.目元を温める
三重まぶたの原因のひとつに、目の周りの筋肉の疲労や血行不良があげられます。
この場合、蒸しタオルを作って数分間まぶたをあたためてみましょう。
じんわりぽかぽかとした心地良さでまぶたのこわばりが取れ、さらに血が巡ることで目元がスッキリして二重ラインが安定するかもしれません。
編集部
もうひと手間加えられるのでしたら、温冷浴のように冷たいタオルと蒸しタオルを交互に使うとより血流の改善が見込めますよ◎
三重まぶたの予防方法
急いでいる時に限って、お出かけの日に限って、そんなタイミングでなってしまう手ごわい三重まぶた…!
できることならば何とか予防したいですよね。
この章では、三重まぶたになってしまう原因や応急処置のハウツーを踏まえて、ご自身でできる簡単な予防方法をご紹介いたします◎
三重まぶたの予防方法|1.目元のスキンケアを丁寧に行う
「たかだかスキンケアでそんな効果があるの??」とつい疑ってしまいそうになりますが、原因の欄でも解説したように、正しいスキンケアはさまざまな皮膚トラブルを防ぐ第一歩です。
- 手指に力を入れてゴシゴシと目元を擦る
→化粧水や乳液は擦っても浸透力は変わらず、肌荒れやたるみ、シミの原因になります。顔を包み込むように、そっと塗布しましょう。 - 過度のパッティング
→摩擦は美肌の大敵!コットンケアが刺激になることもあるため、ひたひたにした状態でやさしく使いましょう。
- 擦らず触り過ぎず、低刺激のアイテムを使う
→三重まぶたの予防に限らず、厳選したアイテム数でやさしい保湿を心がけましょう。 - アイクリームなどで目元を保湿する
→細かな乾燥こじわや目元のたるみも三重まぶたの原因です。アイクリームなど保湿力のあるものを使って、乾燥対策をしましょう。
これなら簡単だし今日から始められそう!
擦らない・刺激を与えない・保湿をすることが大切なんだね。
三重まぶたの予防方法|2.眼輪筋を鍛える
目の周りの筋肉を衰えさせない・疲労やコリを残さない・血行を促進することも三重まぶたの予防になります。
眼輪筋を鍛えるといっても、摩擦や皮膚を大きく動かすケア方法はお肌のダメージやシワに繋がるので、あくまで簡単なストレッチがメインです。
(※以下は全てハンドソープで洗った清潔な手指で行いましょう!)
- 鏡に向かって正面を向く
- おでこにシワが寄らないように気をつけながら、下まぶたを引き上げて目を細める
- その状態をしばらくキープする(慣れないうちは数秒間でOK!慣れてからは20秒ほど)
- 5回を1セットとし、1日3回行う
- 両手でピースサインを作る
- 人差し指を目尻側に、中指を目頭側に添える(目元を傷つけないように注意!)
- そっと皮膚を持ち上げながら目線を上にして、3秒キープ
- シワが寄らないように、眼輪筋の動きを意識しながら下まぶたを引き上げて目を細める
- 10回を1セットとし、1日3セット行う
編集部
目元は皮膚がうすく、とってもデリケートです。傷つけてしまわないよう、ゆっくり丁寧に行いましょう◎
三重まぶたの予防方法|3.規則正しい生活をする
全ての健康の基礎は、なんだかんだ言っても規則正しい生活をすることにつきます。
「これができたら苦労しないよ!」というお気持ちもよくわかりますが、まずはできそうなことからチャレンジしてみましょう!
- 身体を冷やし過ぎず、食事や入浴で身体を内側から温める
→冷えは万病のもと、血行を促進して巡りを良くしましょう。 - 塩分の摂り過ぎ、お酒の飲み過ぎに気をつける
→カリウムを豊富に含む食材を取り入れることでむくみ予防にも! - 運動習慣を生活に取り入れる
→いつもよりお掃除をがんばる、なるべく階段を使う、近所をお散歩する、など簡単なことからチャレンジしてみましょう◎ - 睡眠時間を確保する
→睡眠不足はむくみの原因になるだけでなく、疲れやメンタルの不調など心身の健康に直結します。できるだけ睡眠時間は確保しましょう。
編集部
自炊が難しい方は、スーパーやコンビニなどで季節の野菜のサラダや、あたたかい減塩スープを選んでみましょう。
三重まぶたの予防だけでなく、身体全体のケアにつながりますよ◎
三重まぶたを改善できるおすすめの美容整形
先の章で三重まぶたの応急処置のハウツーや予防法を解説しましたが、どれを試しても中々改善しない方や、加齢や生まれつき二重のラインが安定しない、という方もいらっしゃいますよね。
この章では、三重まぶたを改善できるオススメの美容整形メニューを3パターンご紹介します。
編集部
なお、ご紹介する施術はあくまで一例です。
どのような原因で三重まぶたになっているか、適切な治療方法はどれかなど、しっかりとカウンセリングを受けられるクリニックを選ぶことも大切です。
三重まぶたを改善できるおすすめの美容整形|1.二重整形
まぶたの軽いたるみやむくみが原因の場合、二重整形の”埋没法”がオススメです。
- 埋没法を取り扱っているクリニックが多い
- 費用が比較的安価
- 傷跡が目立たず、ダウンタイムも約1~2週間と短い
- 少なくとも数年間(長い方は数十年)は二重が持続する
- 気に入らなければ抜糸して元に戻すこともできる
まぶたの一部を糸で縫い留める施術方法で、数日間は泣きはらした後のような目の腫れが起こります。
まぶたをメスで切る切開法とは違いダウンタイムも短いため、三重まぶたを修正するために埋没法を受ける方は多くいらっしゃいます。
編集部
実は筆者も数ヶ月前に埋没法を受けたのですが、二重のラインが安定しない…というストレスが減り、毎日が非常に快適になりました。近年は腫れや針孔が目立たない施術方法もあるので、ぜひ一度調べてみてくださいね。
費用が安いのももちろんうれしいけど、抜糸すれば元に戻せるっていうのも安心感がある!
三重まぶたを改善できるおすすめの美容整形|2.ヒアルロン酸注入
生まれつきの骨格や加齢など、まぶたのくぼみが原因の場合、ヒアルロン酸注入もオススメです。
へこみがあってシワができるのであれば、その部分を物理的に埋めてふっくらさせる、という理屈としては非常にシンプルなものです。
- 二重整形よりももっと気軽に行える
- 1回あたりの施術費用も安価
- 効果はおおよそ半年~1年程度持続する
- ほんの数分で施術が終わる
- ダウンタイムが短く、数日~1週間程度で腫れや赤みは目立たなくなる
編集部
三重まぶたを改善するだけでなく、目元にハリやふくらみをもたせることで若見え効果も期待できます。
手軽に受けられるということもあり、幅広い年齢層の方に人気のプチ整形術ですね。
三重まぶたを改善できるおすすめの美容整形|3.眼瞼下垂手術
医師によって眼瞼下垂と診断された場合、二重整形の埋没法ではなく、眼瞼下垂手術を受けることになる可能性があります。
症状がどの程度かにもよりますが、一般的な術式は以下の通りです。
- 挙筋腱膜タッキング
- 挙筋腱膜前転法(読み:きょきんけんまくぜんてんほう)
- ミュラー筋タッキング(ミュラー筋タック法)
- 挙筋短縮術
各術式の詳細はかなり専門的な内容になるため省略しますが、埋没法のように糸を使って組織を縫い留める施術です。(症状によってはメスによる切開も)
埋没法と違ってこっちはかなりややこしそう…わたしみたいな素人には判断できないから、お医者さんに頼ってみようっと!
編集部
そうですね、眼瞼下垂を疑う自覚症状がある際、まずは美容クリニックではなく眼科や形成外科に行くことをオススメします。
また症状が重度で日常生活に支障があると判断された場合、保険適用で手術を受けられる可能性もありますよ。
詳しくはお近くのクリニックへお問い合わせください。
二重整形についての動画・SNSを紹介!
色々な情報があって迷う方へ向けて実際に二重整形をしたいと思っている方のために、ここでは二重整形に関する症例動画や、施術の動画、インスタグラムなどの情報を紹介しますね。
TCB東京中央美容外科 TCB式1dayクイックアイの施術の様子
湘南美容クリニック フォーエバー二重術の施術の様子
三重まぶたについてよくある質問
Q
4重まぶたも治せますか?
A
よほど特殊な事例を除けば治療は可能です。
4重になるということは、おそらくまぶたのたるみが強いか、深くくぼんでいる可能性があげられます。
その場合、ヒアルロン酸注入などでまぶたに膨らみをもたせたり、二重埋没法によって糸で留めることで改善できるでしょう。
Q
10代・20代でも三重になりますか?
A
若い方でも三重まぶたになることは全く珍しくありません。
特に生まれつき眼瞼下垂の方や、目をごしごし擦る癖のある方、まぶたが薄く脂肪が少ない方、むくみやすい方は若年層であっても起こり得ます。
なお、加齢による皮膚のたるみやまぶたの落ちくぼみによって、よりリスクは高まります。
三重まぶたを治してぱっちり二重を取り戻そう!
- 三重まぶたには摩擦・冷え・加齢・むくみ・先天性の問題など、さまざまな原因がある
- 一時的な不調であればアイプチなどで応急処置は可能、ただし根本の解決には医療を頼る必要がある
- やさしい低刺激のスキンケア・眼輪筋トレーニングなど簡単な予防法も
- 若い方でも三重まぶたになる、ただし年齢を重ねることでリスクは高まる
三重まぶたの原因がむくみなどの場合はその日のうちに治ることもありますが、自己流のケアを続けて悪化しては大変ですよね。
長期的に続く際は、眼科や形成外科などの専門機関で診察を受けてみましょう!
編集部
本記事がみなさんの手助けになっていましたら幸いです、最後までお読みいただきありがとうございました◎