埋没法の取れかけサインはある?
実際に取れた時や取れかけの時どうすればいい?
対処法や原因も知りたい
二重整形の埋没法で作った二重は永久的ではなく、取れる可能性もあります。
しかし、埋没法が取れた際の対処法を知らない方が多く、将来的に取れてしまうことへの不安を感じている方も少なくありません。
編集部
埋没の取れかけサインを見逃さずに対処することで、二重をしっかりと維持することが期待できます!
今回の記事では、埋没の取れかけサインや埋没法の糸が取れた場合の対処法ををご紹介します。
- 埋没法が取れた時の対処法
糸が出ていないか確認・アイプチを使わない・保証内容を確認・クリニックに行く - 埋没法が取れる原因
幅広のデザイン・糸留め数が少ない・刺激・体重増加・技術不足 - 二重を取り戻すなら取れにくい埋没法or切開法を検討
埋没法で二重にした方、また埋没法を検討中の方はぜひ参考にしてください。
目次
埋没法の糸が取れた時の対処法を紹介
埋没法は糸で二重ラインを固定する二重術のため、糸の劣化等が原因で取れる可能性があります。
埋没法の糸が取れると以下のようなことが起こります。
- 二重ラインが消滅する
- ラインの食い込みが浅くなる
- ラインの形が変わる
編集部
埋没法の糸はまぶたの脂肪が厚いと糸が圧力に耐えられずに取れたり、劣化によって切れたり緩んだりして取れてしまいます。
これらの現象が起こった際、対処法として正しいのは以下の通り。
- 糸が飛び出ていないか確認する
- アイプチを使用しない
- 施術をしたクリニックの保証期間や内容を確認する
- クリニックを受診する
どうしてこれらが必要なのか、一つずつ解説します。
埋没法の糸が取れた時の対処法|1.糸が飛び出ていないか確認する
埋没法の糸が取れた場合、皮膚の表面もしくはまぶたの裏側から糸が飛び出ている可能性があります。
表面から出ている場合、自分で糸を切ったり抜いたりすると感染症などのトラブルに繋がるため、触らずそのままの状態でクリニックを受診してください。
糸がまぶたの裏側から飛び出た場合は、眼球を傷つける可能性が高いため早急に医療機関を受診しましょう。
編集部
二重ラインに変化がなくても、まぶたの裏側がゴロゴロする・目が痛いときがあるなどの症状は、裏側から埋没法の糸が出ている可能性があるので注意してくださいね。
埋没法の糸が取れた時の対処法|2.アイプチを使用しない
埋没法の糸が取れるとアイプチなどの二重メイクで応急処置をする方が多いですが、アイプチは絶対にしてはいけません。
糸が飛び出た上からアイプチをすると雑菌が入り炎症を起こす可能性があります。
埋没法の糸が取れたら自分では触らず、クリニックで確認してもらいましょう。
埋没法の糸が取れた時の対処法|3.施術をしたクリニックの保証期間や内容を確認する
埋没法は保証期間が定められている場合があります。
クリニックによって保証の有無が異なりますが、よくあるのが数年以内に埋没法の糸が取れたら無料で再施術が受けられるという保証です。
また、糸が取れた際に保証が適用されるのか確認するのも大切。
糸が完全に取れていないと対象にならない場合や、取れていても二重幅のデザインを変更する方は施術料金がかかる場合などクリニックによって様々です。
埋没法の糸が取れた時の対処法|4.クリニックを受診する
埋没法が取れたら再施術の希望に関わらず、まずは早急にクリニックを受診してください。
受診するのは埋没法を受けたクリニックが望ましいですが、対応や技術力に不満がある場合は他のクリニックでセカンドオピニオンとして受診すると良いでしょう。
編集部
クリニックで糸が取れた原因を探り、今後どのように二重を長期間キープするのか話し合ってくださいね。
埋没法の糸が取れかけのサインや前兆は?
埋没法の糸はいきなり取れるのではなく、少しずつ糸がゆるみ始めるケースがほとんどです。
糸が取れかけのサインや前兆としては、まぶたが以下のような状態になります。
- 二重ラインの食い込みが浅い
- 二重幅が明らかに狭くなった
- 日によって二重幅や形が違う
- 三重まぶたになる
- 二重のラインが変わった
これらのサインを感じた場合は、埋没法の糸が取れ始めていると考えられます。
編集部
糸が取れる前兆を感じたら、早めに受診することが大切です。
二重のラインを崩さず対処できる場合があります。
埋没法の糸が取れかけている時のサインをみていきましょう。
埋没法の糸が取れかけのサインや前兆|1.二重ラインの食い込みが浅い
埋没法の糸が緩むと、二重ラインの食い込みが浅くなります。
また、むくみなどから食い込みが浅くなることもあります。
埋没法の糸が取れかけのサインや前兆|2.二重幅が明らかに狭くなった
二重が馴染んで完成した頃に比べて、極端に二重幅がせまくなった場合は注意が必要です。
埋没で作られた二重は2〜3年もつとされています。
もちが良い人で10年ほど持つこともありますが、10年ほど経てば糸が緩み二重幅が狭くなることは避けられません。
また、二重幅を広く取った場合、早いうちから幅が狭くなることも傾向として見られます。
埋没法の糸が取れかけのサインや前兆|3.日によって二重幅や形が違う
日によって「二重幅が広い」「二重幅が狭い」など、二重のラインが安定しない場合も二重の取れかけサインの1つです。
埋没で入れた糸が緩んでいる可能性があります。
安定せず不安に感じるときは、早めに施術したクリニックを受診しましょう。
埋没法の糸が取れかけのサインや前兆|4.三重まぶたになる
二重幅の変化だけでなく「三重」になる時も、クリニックへの受診をおすすめします。
糸が緩むとまぶたを持ち上がる力が弱まるため、二重・三重を繰り返すことがあるためです。
とはいえ術後から1〜2ヶ月は、まだ二重が安定せず施術の腫れが残り三重になっていることもあります。
施術から3ヶ月は様子みで、3ヶ月以上経っているのであれば受診しましょう。
埋没法の糸が取れかけのサインや前兆|5.二重のラインが変わった
糸自体は取れていないものの、稀に糸留めの位置が移動して二重ラインが変わることもあります。
この場合は抜糸してから再施術が必要になるので、二重に違和感を感じたら一度クリニックで相談してください。
埋没法の糸が取れる原因は?
埋没法は永久的な施術ではないため、糸の劣化が原因で多くの場合5年〜10年程度で取れてしまいます。
しかし、中には半年などの短期間で糸が取れるケースがあり、その場合は糸の劣化ではなく以下が原因だと考えられます。
- 二重幅の広いデザイン
- 糸留めの数が少ない
- まぶたへの刺激
- 体重の増加
- 医師の技術不足
ここからは埋没法の糸が取れるこれらの原因について解説していきます。
埋没法の糸が取れる原因|1.二重幅の広いデザイン
埋没法で元々の目の形やまぶたに合わないような二重幅の広いデザインにすると、無理に糸で固定する形になるので糸が取れやすいです。
埋没法は自分の目元に合った二重幅でないと、糸の固定力が弱まりやすくすぐに取れてしまいます。
二重幅の広いデザインを希望するなら、まぶたにメスを入れて二重ラインを作る切開法での施術が◎。
埋没法の糸が取れる原因|2.糸留めの数が少ない
埋没法は、まぶたの分厚さや希望する二重ラインによって糸留めの数が異なります。
糸留めの数によって料金が変わるため、なるべく少ない数の埋没法を希望する方が多いですが、固定力が弱くすぐに取れる可能性があるので注意しましょう。
まぶたの脂肪が薄く、なおかつ幅の狭い二重を希望するなら2点留めでも十分固定できますが、それ以外の方は3点留めや4点留めでの施術となります。
編集部
5点留め以上になるとまぶたへの負担が大きくなるので、埋没法ではなく切開法が向いていますよ。
埋没法の糸が取れる原因|3.まぶたへの刺激
埋没法の糸は日々のまぶたへの刺激でも取れてしまいます。
例えば、以下のような日常的にやりがちな行為は埋没法の糸の劣化を早めるので術後は気をつけてください。
- 目を擦る
- クレンジングの圧が強い
- 指でアイシャドウを塗る
- マツエク・まつ毛パーマ
目を擦ったりクレンジングで強い圧を加えたりすると、当然まぶたの中にある糸にまで刺激がいきます。
また、マツエクやまつ毛パーマは施術中にまぶたへ負担を与え、さらにマツエクによるまぶたの重みが糸の劣化を促進させるので注意しましょう。
埋没法の糸が取れる原因|4.体重の増加
体重の増加によりまぶたの脂肪が増えると、糸で固定しきれなくなり取れる可能性があります。
多少の増加であれば問題ありませんが、体重が20キロ以上増えるとまぶたまで脂肪がつきやすいため注意が必要です。
脂肪の圧力に埋没法の糸が負けると、取れたり緩んだりして二重ラインの消失へと繋がります。
埋没法の糸が取れる原因|5.医師の技術不足
埋没法は医師の技術力も糸の持続力に繋がります。
以下のような医師の技術不足によって糸が取れることがあるので、医師選びは慎重に行いましょう。
- 糸の留めが甘い
- 糸を強く留めすぎた
- 目元に合わないデザインの二重幅にした
編集部
実は埋没法は美容クリニックに入った医師が最初に覚える施術だと言われています。そのため、新人の医師が担当する場合が多く技術不足による失敗のリスクがあるのです。
医師の技術不足による糸の取れを防ぐには、医師の経験や症例をしっかりとチェックするのが重要です。
指名料がかかる場合でも、なるべく埋没法が得意な医師に任せるのが良いでしょう。
カウンセリングでは料金や施術方法だけではなく、医師の技術も必ず確認してください。
理想の二重を取り戻すなら
一度取れてしまった二重から、理想の二重を取り戻すには以下の2通りの方法があります。
- 取れにくい埋没法で施術する
- 切開法も検討する
これらの方法について見ていきましょう。
取れにくい埋没法で施術する
埋没法は一度だけではなく、2〜3回繰り返せる施術です。
そのため、糸が取れてしまった場合は再度取れにくい埋没法で施術をすると綺麗な二重を取り戻せます。
多くのクリニックでは片目のみの施術が可能なので、片方のまぶただけ糸が取れてしまっても安心でしょう。
クリニックの保証が対象であればそのクリニックでの再施術がお安く済みますが、すぐに糸が取れたのに保証外の場合は他のクリニックも検討してみてください。
編集部
二重幅が広い・糸留めの数が少ないなどが原因で取れる埋没法は、目元をしっかりと診れば本来はカウンセリングの段階で分かります。これらを事前に分からない医師は目元を見極める力がないと言えます。
埋没法から3年以上経過してから取れた場合は医師の技術やカウンセリング力は関係ないと言えるので、これまでの二重デザインを気に入っていれば同じクリニックで再施術するのが良いでしょう。
切開法も検討する
二重整形の切開法とは、まぶたにメスを入れ余分な脂肪を取り、皮膚を縫合して二重ラインを作る方法です。
糸で固定する埋没法とは違い、二重が半永久的に手に入るため、二重ラインが消失するなどの心配が不要です。
切開法は費用が高くダウンタイムが長いのがデメリットではありますが、何度も埋没法を繰り返す手間や費用を考えると魅力的な方法なので、ぜひ切開法も視野に入れて検討してください。
二重埋没の取れかけサインをしっかり把握しよう
埋没法が取れたら自分でなんとかするのではなく、すぐにクリニックを受診するのが大切です。
ただ糸が取れただけではなく、糸が飛び出ている可能性があり感染症や眼球を傷つけるリスクがあります。
また、埋没法の糸は突然取れるのではなく、徐々に緩んで取れていく場合がほとんど。
今回ご紹介した埋没法の糸が取れかけのサインや取れる原因を参考に、なるべく糸が長持ちするよう心がけてくださいね。