ダイオードレーザー脱毛とは？効果と他レーザーとの違いを解説

ダイオードレーザー脱毛のメリットやデメリットは？

どんな人にダイオードレーザー脱毛は向いているの？

ダイオードレーザー脱毛と他レーザーの違いとは？

医療脱毛をご検討中の方は、ダイオードレーザー脱毛の効果が気になりますよね？

ダイオードレーザー脱毛は最新の医療レーザー脱毛技術の一つで、痛みが少なく、幅広い肌質に対応できるのが特徴です。

この記事では、ダイオードレーザー脱毛の効果や他のレーザー脱毛との違いを詳しく解説します。

編集部

医療脱毛でうぶ毛までしっかりと脱毛したいという方は、最後までご覧ください。

ダイオードレーザーとその他レーザーの違い

ダイオードレーザーは、他のレーザー脱毛方式と比べていくつかの特徴があります。

ここでは、代表的なレーザー脱毛方式であるアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーとの違いを見ていきましょう。

レーザーの種類	波長	太い毛への効果	細い毛への効果	適した肌質
アレキサンドライト	755nm			色白・普通肌
ダイオード	800nm			幅広い肌質に対応
ヤグ	1064nm			色黒・日焼け肌

アレキサンドライトレーザーとの違い

アレキサンドライトレーザーは、日本人の肌に合わせた波長755nmのレーザーを使用します。

施術時間が短く、濃い毛の脱毛も可能ですが痛みを感じやすい点がデメリットです。

一方、ダイオードレーザーは810nmの波長を使用し、より深部まで到達できます。

そのため、うぶ毛にも脱毛効果があり色黒肌にも使用可能です。

また、痛みが少ない点もダイオードレーザーのメリットといえます。

ヤグレーザーとの違い

ヤグレーザーは1064nmの波長を使用し、深部まで到達できます。

そのため、色黒肌でも使用可能ですが、痛みが強く施術時間も長いのがデメリットです。

ダイオードレーザーは、ヤグレーザーよりも痛みが少なく、施術時間も短いという利点があります。

ヤグレーザーは太い毛にも効果があるのに対し、ダイオードレーザーは細い毛に効果的であるところが双方の違いです。

ダイオードレーザー脱毛のメリット

ダイオードレーザー脱毛のメリットって何？

編集部

ダイオードレーザー脱毛には、他のレーザー脱毛にはない独自のメリットがいくつかあります。

ここでは、ダイオードレーザー脱毛の主なメリットを詳しく解説します。

VIO脱毛にも適した痛みの少なさ

ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーやヤグレーザーの中間の波長を持つため、比較的に痛みが少ないのが特徴です。

アレキサンドライトレーザーは毛の黒い色に反応しやすく、ヤグレーザーは肌の深部まで届くため、照射時にバチッとした痛みを感じることがあります。

一方、ダイオードレーザーは両者の中間的な性質を持つため、VIOやワキといった敏感な部位の脱毛にも適しています。

痛みに弱い方でも、比較的に安心して脱毛を受けられるでしょう。

日焼け肌や色黒肌にも対応可能

ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーよりも長い波長を持つため、多少の日焼け肌や色黒肌にも対応が可能です。

アレキサンドライトレーザーは、メラニンの吸収率が高いため、日焼け肌や色黒肌、色素沈着がある部位に照射するとやけどのリスクが高まります。

一方、ヤグレーザーは日焼け肌や色黒肌にも照射できますが、メラニンの吸収率が低いため出力を上げる必要があり、痛みを感じやすいです。

ダイオードレーザーは、両者の中間の性質を持つため、日焼け肌や色黒肌の方に向いています。

蓄熱式と熱破壊式の切り替えができる

ダイオードレーザーを搭載した脱毛機の多くは、「蓄熱式」と「熱破壊式」の切り替えができるため、肌の状態や部位に合わせて最適な方法を選べます。

蓄熱式とは、低出力のレーザーを連続で照射する方法のことで、少しずつ熱を加えて毛を生やす組織を破壊するため、従来の熱破壊式より痛みを感じにくいとされています。

一方、熱破壊式は高出力のレーザーで強いエネルギーを発生させ発毛組織を破壊するため、脱毛効果が高い反面、痛みを感じやすいです。

編集部

蓄熱式と熱破壊式のどちらでも照射が可能なダイオードレーザーなら、医療脱毛が初めての方でも施術を受けやすいでしょう。

うぶ毛にも高い効果を期待できる

うぶ毛は細くて色が薄いため、レーザーが反応しにくく、脱毛が難しい毛です。

うぶ毛の毛を生やす組織を破壊するには、レーザーの出力を上げる必要がありますが、メラニンの吸収率が高いとやけどのリスクが高まってしまいます。

しかし、蓄熱式のダイオードレーザーは、じわじわと熱をためて毛を生やす組織を破壊するため、うぶ毛にも反応しやすいのが特徴です。

アレキサンドライトレーザーやヤグレーザーでは脱毛が難しかったうぶ毛にも、ダイオードレーザーなら高い効果を期待できるでしょう。

ダイオードレーザー脱毛のデメリット

ダイオードレーザー脱毛にはメリットが多くあったけど、デメリットもあるの？

編集部

ダイオードレーザー脱毛には、いくつかのデメリットもあります。

ここでは、ダイオードレーザー脱毛の主なデメリットを詳しく解説します。

効果に即効性はない

ダイオードレーザーは、アレキサンドライトレーザーやヤグレーザーと比べ、脱毛効率がやや劣ります。

アレキサンドライトレーザーは、メラニンの吸収率が高いため、太くて濃い毛に対して効率的な脱毛が可能です。

一方、ダイオードレーザーはアレキサンドライトレーザーよりメラニンの吸収率が低いため、同じ回数の施術でも効果が現れるまでに時間がかかる傾向にあります。

そのため、ダイオードレーザー脱毛では、効果を実感するまでに根気強く通う必要があるでしょう。

ただし、アレキサンドライトレーザーは、日焼け肌や色黒肌、色素沈着がある部位に照射するとやけどのリスクが高まるため、肌の状態によってはダイオードレーザーのほうが適している場合もあります。

毛根の深い毛やメラニンの多い肌へは適さない

ダイオードレーザーは、ある程度の日焼け肌や色黒肌にも対応できますが、より肌のメラニンの影響を受けにくいのはヤグレーザーです。

ヤグレーザーは波長が長く、肌の深部まで届くため、色素沈着のある肌や男性のヒゲのような毛根が深い毛の脱毛に適しているのが特徴です。

一方、ダイオードレーザーは、ヤグレーザーほど深部まで届かないため、毛根の深い毛やメラニンの多い肌への効果は劣ります。

特に、男性のヒゲ脱毛を希望する場合は、ダイオードレーザーよりもヤグレーザーのほうが効果的でしょう。

ただし、ヤグレーザーは痛みを強く感じやすいため、肌の状態や部位に合わせて使い分ける必要があります。

編集部

このように、ダイオードレーザー脱毛にはいくつかのデメリットがありますが、幅広い肌質や毛質に対応できるというメリットもあります。

自分の肌質や毛質、脱毛したい部位などを考慮し、最適なレーザー脱毛機を選ぶことが重要です。

ダイオードレーザー脱毛がおすすめな人・おすすめでない人

ダイオードレーザー脱毛は、誰にでもおすすめできる脱毛方法ではありません。

ここでは、ダイオードレーザー脱毛がおすすめな人とおすすめでない人の特徴を詳しく解説します。

ダイオードレーザー脱毛がおすすめな人

ダイオードレーザー脱毛がおすすめな人は以下の通りです。

ダイオードレーザー脱毛は、痛みが少なく、日焼け肌や色黒肌にも照射できるため、上記のような特徴を持つ方に向いています。

また、うぶ毛や細い毛にも効果が期待でき、広範囲の脱毛が可能なため、全身脱毛を検討している方にも適しているでしょう。

ダイオードレーザー脱毛がおすすめでない人

ダイオードレーザー脱毛がおすすめでない人は以下の通りです。

ダイオードレーザー脱毛は、即効性がなく、複数回の照射が必要なため、すぐに脱毛効果を実感したい方にはおすすめできません。

また、毛根が深い太い毛やメラニンが非常に多い肌の方は、他の脱毛方法を検討する必要があります。

脱毛に長期間かけられない方にも、ダイオードレーザー脱毛は向かないかもしれません。

ダイオードレーザー脱毛の回数・期間・間隔の目安は？

ダイオードレーザー脱毛を始める前に、脱毛の回数や期間、照射間隔について知っておくことが大切です。

ここでは、ダイオードレーザー脱毛の回数・期間・間隔の目安について詳しく解説します。

ダイオードレーザー脱毛は、一般的に6～8回程度の照射が必要です。

照射間隔は毛周期に合わせて2～3ヶ月に1回程度が目安となり、脱毛期間は1～2年程度かかります。

ただし、これらはあくまで目安であり、毛の量や太さ、部位によって個人差があることを理解しておきましょう。

まとめ

本記事ではダイオードレーザー脱毛の効果や他のレーザー脱毛との違いを詳しく解説しました。

まとめると、ダイオードレーザー脱毛のポイントは以下の通りです。

ダイオードレーザー脱毛は、うぶ毛や細い毛にも効果が期待でき、広範囲の脱毛が可能なのが大きな特徴です。

一方で、即効性がなく、毛根が深い毛や太い毛には適していないというデメリットもあります。

脱毛回数は6～8回程度、脱毛期間は1～2年程度が目安とされていますが、個人差があることを理解しておく必要があるでしょう。

自分の肌質や毛質、ライフスタイルに合わせて、最適な脱毛方法を選ぶことが大切です。